アートセラピーとは、心のケアに役立つ心理療法です。
欧米の精神医療の分野で研究されてきたジャンルで心理的病を持つ人、様々な障害を持つ方の治療を助けます。
また、治療目的ばかりではなく、健康な人の悩み・苦しみを癒す効果や、自己成長・自分らしさを取り戻すきっかけにもなり得ます。
アートセラピーを通して自分と向き合う事で、未知の自分に出会うこともできます。
自分自身の心(不安・哀しみ・寂しさ・喜び・楽しさ)をしっかりと感じ取ることは、精神の安定にとっても大切です。
絵を描くことや、粘土・クレヨン・切り紙などを用いることで受ける刺激は、心の面にも良い影響をもたらしますし、絵をゆっくりと眺める事だけでもリラックス効果は得られます。
当院ではこのようなアートセラピーの一環として絵を飾っています。少しでも来院された皆様にリラックスしていただけたら幸いです。
博物館見学を通して、博物館の持つ癒し効果を人々の健康増進・疾病予防に活用する活動です。
高齢化や様々なメンタルヘルスが社会課題となるなか、博物館浴は多様な世代のウエルピーイングを支える場としてのミュージアムの新たな価値創造を目指すものとして注目を集めています。
当院の絵によって効果を得られれば幸いです。